全国の通信記事
2019年12月20日
福井北・法華真學上人遷化
【福井北】福井市妙永寺住職法華真學師が令和元年12月20日に遷化した。真浄院日祥上人、世寿95歳。22日・23日に妙永寺で通夜葬儀が営まれ、檀信徒延べ約70人、教師延べ約25人が弔問に訪れた。
弟弟子として導師を務めた神奈川県川崎市匡真寺住職山田日耀師は、
「福井市の漁村の家に次女として生まれ、この寺で戦中戦後に大変な苦労をしてついに現在の本堂庫裏を再建した。少ない檀家の尽力と、親類や他寺の檀家といった信徒の力添えに、本人に成り代わって御礼申し上げたい。」と述べた。
法華師は福井県北部声明師会会長や福井県北部協議員を務めたほか、日蓮宗全国尼僧法団の団長も務めた。
2019年12月17日号
富山・歳末助け合い唱題行脚
【富山】令和元年12月17日、富山県高岡市伏木(ふしき)において、歳末助け合い唱題行脚が行われました。伏木町を富山県日蓮宗青年僧10名が約5キロメートル1時間30分の唱題行脚をしました。
途中、氷見市蓮乗寺(福井教純住職)の飛地別院と氷見市寶徳寺檀信徒宅で自我偈一巻を上げました。氷見市蓮乗寺飛地別院では、青年僧たちへ福井教純上人から寺歴解説がありました。
2019年12月15日号
長崎 大村市大法寺で法灯継承式
【長崎】令和元年12月15日、大法寺(大村市)にて法灯継承式が行われた。宮村仁士新住職は、平成23年に遷化された師父上人より8年の歳月を経て、堂内に溢れんばかりの檀徒信徒に見守られながら、法灯を受け継ぐこととなった。
奉告文では、昭和15年より当地にて始まったお題目の道場より、観音結社を経て寺号公称にいたるまでの縁起を述べた。またそこに至るまで、尽力した自身の祖父母、師父上人、また道しるべとなり、多大なる力を与えたくださった佐世保市本興寺第四世永村日鵬上人、その志を引き継ぎ代務として法灯の護持に努めてきた松本玄経師(佐世保市本興寺)など有縁の人々に感謝を述べ、師厳道尊の志にて、恩に報いる為のさらなる精進を誓った。
また式典の後には、ご縁ある落語家の立川志遊師匠による祝い落語が披露され、会場はより和やかで温かな空気に包まれた。
冬の晴天の下、若き新住職の門出は、人々の笑顔と共に、まさに晴れやかなものとなった。