全国の通信記事
2019年10月27日号
大阪豊能 秋期百部経法要
【大阪豊能】秋期百部経法要が10月27日、能勢町興徳寺(渋谷泰雅住職)で営まれ、檀信徒約250人が参詣した。能勢門中寺院14ヵ寺が出仕し、能勢の歌題目が取り入れられ、同寺を中心とした各寺院講中が奉唱した。
午後は豊中市根本寺副住職、服部憲厚師の法話を聴聞。師は大曼荼羅ご本尊についてわかりやすく説き、参詣者は大きく頷きながら聞き入った。この催しに当たり、同寺では宗祖降誕800年記念事業として本堂増築・屋根のふき替え・御宝前の改修をはじめ、檀信徒一丸となっていくつもの境内整備を行ってきた。
鳥取・檀信徒信行大会開催
【鳥取】宗務所(星合輝章所長)と檀信徒協議会(山田延孝会長)は檀信徒信行大会を10月27日、鳥取市のメモワール・イナバで開催し、僧侶檀信徒約200人が参加した。
午前中は信行法要と法楽加持を行い、午後は山形教亨師(東京都中道寺住職)による講話、その後に光浪房夫氏(メモワール・イナバ代表取締役)の「より良い人生を送るために」と題したセミナーが行われた。
山形師の講話には繰り弁も取り入れられ、繰り弁を初めて聞いたという参加者は「少し音に驚いたがすごく話に引き込まれた」と述べていた。
大阪和泉 堺市妙光寺で入寺式
【大阪和泉]】堺市妙光寺で10月27日、第30世小野耕三師の入寺式が営まれ僧侶檀信徒約150人が祝った。
小野耕三新住職は専門学校卒業後社会人として活躍されていたが、32才で貝塚市妙泉寺第31世師兄小野好文師のもとで得度し仏門に入り、以来行学の二道に精進された。二年前に遷化された妙光寺第29世常学院日修上人は叔父ににあたり、仏縁あって妙光寺の法灯を継承する運びとなり式典を迎えた。
小野耕三新住職は挨拶のなかで、
「妙光寺第29世常学院日修上人より直接払子を受け取ることが出来なっかたことが心残りでありますが、歴代廟で見守ってくれてると思います。そして、先代が敷かれたレールを脈々と続けている妙光寺の歴史を重んじ、しっかりみがき、また法灯の明るさを益々明るくできるように、昼夜常精進の覚悟で精進してまいります。」と新住職の抱負を述べた。