全国の通信記事
2019年7月29日号
北海道東 少年少女修養道場
【北海道東】北海道東部日青会(内山智伸会長)は七月二十九日より三十一日まで斜里町日照寺において令和元年度少年少女修養道場を開催し、二十名の子供が参加した。
今回は「命」をテーマとして、地元の漁業組合の協力を受け地引網漁を、また農場では地元の新鮮な野菜を収穫する体験を通して命の大切さと、料理を作ってくれる人々をはじめ多くの縁によって生きていることに感謝する気持ちを学んだ。
長野 仏教少年少女学園
【長野】松川町長光寺で7月29、30日、仏教少年少女学園が開催され、地域の小学生33人が参加した。子供たちは、仏前での作法や読経練習、写仏、行脚などに積極的に取り組み、上級生は下級生の面倒を見るなど、互いに助け合いながら一泊二日の日程をこなした。29日夜には写仏した紙をロウソクで照らした灯りの中で唱題行を行い、幻想的な雰囲気の中で一心にお題目を唱える声が本堂に響いた。翌30日には、大きな声でお題目を唱えながら、炎天下の町内を行脚した。近隣の住民が合唱して迎えるなど、子供たちにとって特別な経験となった。参加した子供からは、「また来年も参加したい。」「家に帰ったら仏壇に手を合わせてしっかりと拝みたい。」などの感想が聞かれた。
栃木 子ども修養道場
【栃木】栃木県日蓮宗青年会(髙橋法靖会長)は7月29日から30日まで、1泊2日の日程で那須塩原市の等覚院(藤﨑善隆住職)を道場会場に、子ども修養道場を開催した。本年は39名の子供たちが参加。開校式に続き、自我偈の読経練習や現在、環境汚染の原因として社会問題化している「海洋プラスチック問題」に関する講義と法話を聞いた後、境内にて流しそうめんの昼食を楽しんだ。その後、髙橋会長を導師に子供たちと一緒に先祖供養を営んだ。当日は真夏日を記録する暑い日となったが、子供たちはたくさんの汗をかきながら練習した自我偈を一所懸命に唱え、ご先祖様に感謝の気持ちを届けた。等覚院での日程を終えると、宿泊先の那須ビレッジに移動。夜のBBQ、翌日は乗馬体験やプールなど、充実した道場を過ごした。