全国の通信記事
2019年6月24日号
徳島 第四十三回中四国教区教化研究会議
【徳島】が六月二十四、二十五日、徳島市内で行われ、僧侶約八十人が参加した。
「大切な人やものを失うことによって生まれる、その人なりの自然な反応や感情、プロセスである「グリーフ」。その感情に共感し、支え、行動し、悩みや困難から救う「グリーフサポート」。僧侶ができる「グリーフサポート」を考えてもらいたい。」を研究主題に「いつ、どこで、どのような形で大切な人をなくしても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現」を目指して立ち上げられた一般社団法人リヴオン理事水口陽子師の基調講演「僧侶ができる「グリーフサポート」を考える」を聴講した。その後は4つの分散会が開かれ、活発な議論が交わされた後、全体会議が開かれた。
京都1 横川定光院護持顕彰会総会
【 京都 1 】6月24日、京都市内のホテルで令和元年度横川定光院護持顕彰会(阪田兼光会長)の総会が開催され、宗務院より北山孝冶教務部長、近畿12管区の宗務所長他、役員・事務局員の26名が出席した。
開会に際し本年度より会長に就任した阪田兼光師より、「会長として任期4年間精一杯勤める旨の挨拶があった。
議事では、まず本年宗務所長改選により新たに会長以下役員人事が報告された。そして、各担当より平成30年度事業報告、平成30年度決算報告、平成30年度監査報告、令和元年度事業計画案、令和元年度予算案の報告があり全会一致で了承された。
また、高橋教行定光院主任より平成30年度定光院活動報告がされ、団体参拝者・月別の団体個人の参拝人数等を表やグラフを用いて詳しく説明された。その結果、年々団体・個人の参拝者が減少傾向にあり今一度、各々の寺院並びに管区更には教区で力を合わせ定光院を護持するだけではなく顕彰し盛り上げていく事を確認した。
また、一昨年からの台風被害等を受け修繕工事に取り掛かっていた山門横の扉及び木塀、奥の院屋根の棟、瀧尾権現前の門扉の工事、そして境内に祀られている山王社の新築建て替え工事が終了した事を報告された。
会議は終始和やかに進み、沢山の意見があり今後の定光院の隆昌の為に繋がる有意義な意見の交換の場となった。
山梨4 檀信徒協議会定期総会
【山梨4】6月24日、甲府市総合市民会館檀で信徒協議会定期総会を開催し、僧侶檀信徒約300名が参加した。
総会に先立ち、管区法要『世界平和・自然災害物故者慰霊・日本復興祈念音楽大法要』を営んだ。寺庭婦人会による和讃奉詠、雅楽法要、檀信徒と共にお経とお題目の声が響き渡った。総代・役員研修会として京都市常照寺の奥田正叡上人を講師に迎え、『いのちに合掌』~日蓮聖人降誕800年に向けて~の演題内容による講演が行われた。法華経の歴史とお題目の意義に触れ、令和元年度の檀信徒協議会新会長の三井兵部(本妙寺)さんは「日蓮宗をはじめ全国の寺院の発展に貢献したい」と決意を表した。