全国の通信記事
2019年6月30日
新潟西 憲潮院日雄上人三十三回忌法要
【新潟西】六月三十日、柏崎市の東城寺(齊藤憲一住職)にて、住職の師範である第三十六世憲潮院日雄上人と母堂浄心院妙智日恵大姉の三十三回忌法要が行われました。
法要は導師に宗門史跡番神堂主管秋山文孝上人を迎え、近隣の日蓮宗寺院総出仕による厳粛なもので、寺院・檀信徒合わせて100人あまりが参列した。
東城寺は平成19年に発生した中越沖地震で甚大な被害を受けたが、檀信徒の協力のもと平成23年に本堂の落慶を迎え無事復興した。齋藤住職は挨拶にて、復興のさなか先代住職である日雄上人の教えが力強い心の支えとなったことについて述べ、また『開目抄』の「仏法を学せん人知恩報恩なかるべしや」の御文に触れ、「恩を知って恩に報いること」こそが、この世で生きていく上で一番欠かすことができないことであると話し、「知恩報恩」の法要を無事円成できた喜びと感謝の意を表した。