2019年2月27日
福岡 平成30年度加行所成満僧の帰山奉告式
【福岡】【福岡】福岡県修法師会(原良覚会長)は平成30年度加行所成満僧の帰山奉告式を2月27日、福岡市日蓮聖人銅像護持教会(渡邊正順主管)で開催し、僧侶檀信徒約150人が参列した。
午後12時30分より日蓮聖人銅像前で自我偈を一読した後、水行式が行われた。その後本堂で帰山奉告式が、県内代表第五行成満の佐野前明師(田川郡孝性寺)を導師に、初行水城顕法師(筑紫野市本法寺)を式衆に迎え厳修された。
続いて、渡邊主管、高嵜泰道宗務所長、佐野前延宗会議員が祝辞を述べた。次に佐野師が行僧を代表して挨拶し「本日お集まりの皆さん、県内行僧二名無事帰ってまいりました。行というのは何度行ってもキツイものです。それでもなぜ行に耐えられるのか、それは信仰を持っているからです。仏様日蓮聖人は絶対に裏切りません。たとえ辛く厳しいものでたっても仏様日蓮聖人は必ず見てくださいます。皆様もその信仰のありがたみを感じたならば、そのありがたさを隣近所にお伝えし銅像さんのお堂をいっぱいにしていただきたいです」と力強く述べた。
最後に原会長が「最近は目に見えないけれども大切なものが見直されております。皆さんには行僧さん方からの目に見えないありがたい功徳を受け取っていただきたいと思います。そしてその功徳を周りの方々にも教え広めていかれることを願っております。」と述べ挨拶を終えた。
引き続き特別祈祷が行われ、参列者は鍛えられた迫力のある加行僧の読経と修法に一心に手を合わせていた。