全国の通信記事
2018年11月26日号
奈良 日蓮聖人第737遠忌信行大会
【奈良】宗務所(森本竜静所長)は十一月二十六日、日蓮大聖人第七百三十七遠忌信行大会を宇陀市妙福寺(池田正史住職)で開催し、僧侶檀信徒約百二十人が参加した。
法要に先立ち声明師会の河田行隆師が、お仏壇へのお給仕と、その心構えについて「仏事一口講座」を行った。
森本所長を導師に、協議委員と声明師会員を中心として管内僧侶総出仕のもと営まれた法要では日蓮大聖人への御報恩と、御先祖への供養塔婆が読み上げられた。
午後からは東孝信師(柏原市欣心寺住職)が『「いのち」って』と題して講演を行い、聴衆はわかりやすい話に何度もうなずきながら聞き入っていた。
最後に青年会導師のもと行われた唱題行では参加者一同、集中した表情で熱心にお題目を唱えた。
2018年11月25日号
東京南 ポカリン記憶舎朗読劇「ミチカケ」
【東京南】品川 清光寺にて11月25日にポカリン記憶舎朗読劇「ミチカケ」が行われた。このミチカケとは幕末の品川宿 猫の目線で旅籠屋の女郎や下女の心根を語った朗読劇。演出家の明神 慈は詩的童謡で俳優の動きや声に余韻が残る濃密な時空
作りで覚醒空間に誘うとされその評価は「暁のサーカス」と評されている。公演が終わった後、観客たちは舞台となった品川宿に散策しに向かった。」
大阪和泉 河内長野市妙長寺で御会式法要とコンサート
【大阪和泉】11月25日、大阪府河内長野市の妙長寺(吉村常妙住職)で御会式法要とコンサートが開催された。「大切な『あなた』へwith KAITO~お会式の桜とクロマチックハーモニカ~」と題し、演奏者の竹内海人(たけうちかいと)さんを招いて奉納演奏を行った。竹内さんは奈良を中心に活動し国内外でも幅広く活躍。法要中には「テルーの唄」を奏し、他にも11曲を披露。堂内はハーモニカの美しい音色に包まれ、また当日限定のご朱印の授与により参詣者は笑顔で溢れた。コンサートを企画した吉村彰史副住職は「お寺に来る人は大切な『誰か』のことを思っている方々である。たとえ今は苦しみや悲しみの中にあったとしても、心地よい音楽とともに神仏へ『祈り』を捧げることで少しでも一歩前に踏み出す力に繋がれば嬉しい」と述べた。