全国の通信記事
2018年4月28日号
京都1 横川定光院で立教開宗会
【京都1】 4月28日(土)滋賀県大津市比叡山横川定光院(橋本一妙主管)において、京都日蓮聖人門下連合会主催、京都日蓮聖人門下本山会後援のもと日蓮聖人立教開宗会が本山本満寺貫首伊丹日章猊下導師で執り行われた。
春のおだやかな晴天の下、約40名の檀信徒がバスで訪れ定光院までの参道を登詣した。法要に先立ち、上田尚史上人(京都市本光院住職)の講話が行われた。法要は京都日蓮聖人門下連合会各本山の貫首臨席のもと執り行われ、法要の最後には本堂より導師、副導師、式衆、来賓の方々、参拝者皆で日蓮聖人の銅像に向かいお題目をお唱えし遥拝した。その後、京都日蓮聖人門下連合会理事長佐藤泰慎上人より「建長5年(1253年)4月28日の早朝に日蓮聖人がお題目をお唱えなされて早や750有余年経ちますが、その間各聖が命がけで御題目をお守り下さいました。そして平成の世の我々にお題目を頂戴できるこの喜び、皆様とともにお唱えできた事を本当にうれしく思います。これからもますますお題目を我々の手で後の世に伝えて繋いでいかなければならないと思っております。」と挨拶された。
宮崎・鹿児島・沖縄 高鍋町妙本寺で法燈継承式
【宮崎・鹿児島・沖縄】詔和山妙本寺第四世法燈継承式が四月二十八日に宮崎県高鍋町妙本寺本堂にて行われた。
管区内外から、地元宗務所長や、宗会議員、法縁会縁頭を始め教師三十六名、檀信徒約七十名が集まり、新住職となる田上義尚上人の法燈継承式に手を合わせ入寺を祝った。
継承式では、これまで代務住職として妙本寺を守っていた工藤海要上人から新住職となる田上義尚上人へ過去帳と払子の継承が行われ、妙本寺の更なる発展に期待を寄せる声が上がった。
檀信徒代表として筆頭総代である坂巻光孝さんは継承式内で、新住職誕生の喜びと期待の想いを語り、これからも妙本寺を支えていくことを誓っていた。
新住職となった田上義尚上人は、皆様への感謝を忘れること無く、妙本寺の法燈をお守り頂いた歴代の御住職に恥じぬ様、檀信徒の皆様に、私が新住職で良かったと思って頂ける様、精進して参る所存です。と抱負を述べた。
富山 富山市立像寺で立教開宗会
【富山】平成30年4月28日、富山県富山市の立像寺(松村文潮住職)において、第766回立教開宗会が行われました。法要に先立ち、富山市内を富山県日蓮宗青年僧が唱題行脚をしました。
法要には檀信徒約30名が参列し、午後の伝道企画会議では各寺院の布教方針について討論がなされました。管内33か寺の結束を深める一日になりました。