全国の通信記事
2017年11月26日号
北海道西 白老町法傳寺新築落慶法要
【北海道西】平成29年11月26日北海道白老町法傳寺(渡邊智憲住職)において、新築落慶法要・高祖七百三十六遠忌御会式法要が営まれ、有縁寺院・檀信徒100人が参列した。
渡邊智憲上人は挨拶の中で「今日に至るまで大勢の方々にご尽力ご教導を賜り、師父・先代住職の想いでもあった新築落慶を迎えることができました事を深く御礼申し上げます。これから今まで以上に檀信徒の皆様との結びつきを強め、当山の護寺発展に努めてまいります。」と力強く語った。
檀信徒は80有余年の時を経て新しくなった本堂に感激し、住職に対する期待と喜びの拍手を送った。
2017年11月25日号
山梨3 仏教文化公開講座
【山梨3】山梨県南アルプス市小笠原の久成寺(村上通明住職)で11月25日、仏教文化公開講座として釈尊成道会が行われ、久成寺檀信徒を中心に近隣住民、僧俗合わせ100名もの人数が集まり、大変な賑わいを見せた。
今回の、公開講座は釈尊成道会の法要を中心に、身延山高校の雅楽部による演奏と法要の出座、広島県・慈光寺住職、新田恭慈師による絵本の朗読、当山弟子の田尻顗晃師の落語、立正大学教授、北川前肇先生の法話「大聖人を支えた信徒の生き方」が催され、3時間弱の時間の中で盛り沢山の内容となった。
「声明と雅楽のコラボレーション」と題された釈尊成道会の法要は村上師を導師に有縁の声明師と管内教師八名により営まれ、雅楽の曲の「皇?急」に乗せ、自我偈を唱え、行道を行いながら散華を撒くなど普段とは見慣れない法要に、檀信徒は見入っていた。
法要に引き続いて新田恭慈師の絵本の読み聞かせがあり「おばあさんの馬」を朗読した。
元山口放送アナウンサーの新田師の情感溢れる話術は聞き手の心に力強く、時には優しく触れ、醸し出された独特な世界に参加者は引き込まれた。
続いての法話では当山弟子の田尻顗晃師が趣味で行っている落語が披露され、
奈良県出身の田尻師の関西弁で行う落語に、堂内は終止笑い声が充満した。
続いて、立正大学教授の北川前肇師より「日蓮聖人を支えた信徒の生き方」という講題で法話が行われ、静かにその時代の風景などを想像しながら、現在との違いを考えるなど資料を参考にしながら先生の法話に耳を傾けた。
村上師は挨拶の中で「お宝を頂戴しました。本当に有意義な時間を共有する子が出来た。来年も開催するにあたり、自分だけではなく、家族を連れてきたり、友達を誘って来たり、良い波紋が広がっていく様な努力を各々がしていきましょう。」と述べ、この法要を開催するにあたり、お手伝い戴いた檀信徒の方々、出仕して下さった僧侶、身延山高校雅楽部、遠近各地より参加した皆様に感謝の気持ちを伝え、講座を閉じた。
千葉西 市原市長妙寺客殿落慶奉告式
【千葉西】市原市長妙寺(川崎英俊住職)で日蓮聖人降誕八百年・開山四百年の慶讃の客殿落慶奉告式が11月25日に営まれ、約100人が参列した。新客殿は少子化の流れで閉園した長妙寺幼稚園跡地に総工費3千5百万かけて建立。
式に先立ち須藤勝利総代宅から長妙寺まで稚児行列が約50人で行われた。同寺では36年ぶりの稚児行列となった。その後、寄進された松本慈恵師(横浜市妙法寺住職)筆の曼荼羅ご本尊の開眼祈祷が行われた。奉告式では僧侶檀信徒一体となっての読誦と唱題が響き渡った。