2016年6月29日
福岡 おとなの宗学(しゅうがく)旅行
【福岡】六月二十九―三十日、北九州市内のホテルで日蓮宗福岡教化センター主催の「おとなの宗学(しゅうがく)旅行」が行われ僧侶・檀信徒計七十名が参加した。日蓮宗を学び、お坊さんと語り合うということで「宗学旅行」と名づけられた。
初日の午後一時より開講式が行われ、本田元秀センター長(福岡市妙典寺住職)を導師に法味言上。その後、「二日間勉強と懇親を兼ねた楽しい研修にしたいと考えております。皆さんいい時間をお過ごしください」と挨拶した。
第一講は中村公彦師(北九州市真浄寺住職)が『お数珠の説明・使い方』の講義を行った。第二講は本田師が『ご本尊について』の講義を行った。続いて、水上正覚師(北九州市妙真寺住職)が書写行の意義について話した後、楷書体での大曼荼羅書写を行った。第三講は西島良祐師(嘉麻市善應寺住職)が『日蓮聖人のおはなし』を講義した。
午後六時より高﨑泰道宗務所所長長(宗像市妙経寺住職)も参加し懇親会が行われ僧侶・檀信徒互いに親睦を深めた。
二日目は午前七時半より朝勤の後、渡邊晃司師(北九州市淨泉寺副住職)の法話があった。その後バスで移動し小倉城・松本清張記念館を見学した。
その後、真浄寺(中村師自坊)に移動し閉講式が行われた後、本田師が謝辞を述べ、全日程を終了し昼食後解散となった。
参加者からは「解りやすく良い勉強となりました」「日蓮聖人のことを学べて良かったです」「普段なかなか聞けない事をお上人方に聞けて良かったです」「また機会があれば参加したいです」などの声が聞かれた。参加者にとってとても有意義な二日間となったようだ。