2016年3月30日
東京東 電話相談室30周年祝賀と閉室慰労会
【東京東】宗務所(内山堯邦所長)は「日蓮宗東京東部電話相談室」開室三十周年祝賀並びに閉室慰労会を三月三十日、日本橋ロイヤルパークホテルにて開催した。
相談室の運営に携わった教師はじめ六十四名が出席、開式にあたり布施慈宣伝道センター長より昭和六十年十月二十一日の開室から平成二十八年三月三十一日の閉室に至るまでの三十年余に及ぶ活動の経緯説明があった。続いて内山所長挨拶、小林順光宗務総長はじめ各来賓より祝辞と労いの言葉を頂き、出席者一同、電話相談という貴重な社会貢献、立正安国に繋がる浄行ともいうべき取り組みに携われたことへの感謝の気持ちで、永きに亘る活動を共に振り返った。
また三十周年にちなんで三十・三百・三千本目の記念本数及び二千五・六・七百本目の節目本数の相談電話を受けた方への記念品授与、また開室当初から相談員を務めた方への勤続表彰も行われた。
最後に、外山寛穂電話相談室長は「この度の閉室は電話相談に代わる新たな取り組みに向けて、呼吸を整えるためのもの、もう一度考え直すためのものである。東京東部の力を結集して宗門を背負って立ち、布教伝道の先頭を行きたい」と、発展的解消した上で更なる布教活動に取り組んでいくことを力強く示して閉室の言葉とした。