2016年3月28日
岡山 第26回少年少女の集い
【岡山】3月28日~29日、最上稲荷妙教寺(稲荷日應猊下)に於いて岡山立正青年会(小埜栄輝会長)主催により「第26回少年少女の集い」が行われ、大勢の会員と、本年は19名の子供たちが参加した。
朝9時に今回のメイン会場となる宿坊「顕妙閣」に集合した一行は妙教寺本堂へと移動し、小埜会長導師のもと読経唱題をもって開校式が行われた。次いで稲荷猊下より「短い春休みの中での参加ありがとうございます。皆さんを心から歓迎します。ここは神社ではなくお寺です。どうぞ合掌してお参り下さい。そしてまた、先生方の言う事をよく聞いて、2日間怪我の無いように頑張って下さい。」と挨拶された。
そして場所を移し顕妙閣にて青年会員の鎌倉功文師(妙忍寺修徒)指導のもと仏前作法並びに数珠の扱い方と読経練習。子供たちは慣れない正座には苦労していたが、最終的に正座にて大きな声で読経出来るまでになった。
昼食をはさみ、最上稲荷から稲荷山の山道を歩き、目的地の龍泉寺(阪本昌護住職)を目指して、ウォークラリーを行った。班ごとに分かれた子供たちは、夕食に食べる予定のカレーの具材を集めるべく、4か所のチェックポイントに於いてゲームに挑戦。クリアすると具材を手に入れられるが、失敗すると夕食は具無しカレーとなるので、子供たちはみんな必死。各班無事にチェックポイントをクリアし、無事に龍泉寺へと到着。
そして場所を移し、龍泉寺御滝場へ。
龍泉寺副住職・阪本泰康師指導のもと、会員全員参加による「滝行」が行われ、会員のほとんどが未経験という中、御題目を唱えながら滝行をさせて頂き、子供たちも会員の滝行に圧倒されていた。
その後、本日のウォークラリーの成果が存分に発揮されたカレーライスを頂いた後、健康センターにて入浴をはさみ、再び顕妙閣へと場所を移し、レクリエーション(DVD観賞)にて過ごし、一日目の行程を終了した。
2日目、6時半に起床した一行は、顕妙閣にて朝勤。朝食とアンケートを終えた後、昨日お世話になった最上稲荷の境内を子供たちと共に清掃。
そして顕妙閣に戻り、三香堂(岡山市北区)の森脇亮介副社長・優子夫妻指導のもと「数珠作り」のレクリエーション。なかなか慣れない作業の中、森脇先生サポートのもと無事に完成した。
昼食を頂いた後、再び小埜会長導師のもと、修了式が行われ、今回の行程を無事に修了した証しである「修了証」と記念品が小埜会長より子供たち一人一人に手渡された。
最後に小埜会長より「2日間大変お疲れ様でした。世の中にはお金持ちでも不幸な人もいれば、貧乏でも幸せな人もいます。それは常に「ありがとう」の感謝の心があるからです。この気持ちを忘れることなく、今回の2日間で学んだ経験を糧に、これからの学校生活を頑張って下さい。そして皆さんが各々作った数珠はこれからも大切に扱って下さい。」と述べられ、無事に修了した。