2015年12月13日
兵庫西 檀信徒協議会リーダー研修会
【兵庫西】檀信徒協議会(牛尾富造会長)は、宗務所で昨年12月13日、リーダー研修会を開催し、僧侶檀信徒45人が参加した。
この研修会は、管内寺院・結社・教会で檀信徒のリーダーとなる人材養成を目的として毎年開催している。
研修①では、修法師会長花房英俊師(加古川市法徳寺住職)が『お経練習』を行った。お経の意味や意義、読経の心構えを説明した後、『方便品』『お自我偈』を一々文々で参加者と唱えた。
研修②は、声明師会の谷口慈晃師(たつの市常照寺修徒)が『仏事入門編~素直な心で~』を講演した。「檀信徒信行の手引き」を
用いて、仏事の心得、合掌・礼拝など基本所作を指導し、日々の三宝給仕をする大切さを分かりやすく説いた。
研修③は、青年会の松田龍顕師(姫路市蓮正結社修徒)が『仏事作法について』の講義を行った。「檀信徒信行の手引き」を基に、仏具の説明、線香の本数やお焼香の仕方など、日常行う仏事作法をやさしく解説した。
研修の最後に牛尾会長が法座を行った。昨年度、宗務所で作成した『兵庫県西部御首題帳』を活用し、管内寺院を参拝した牛尾会長。その体験を語り、参加者に各寺院へのお参りを勧めた。
参加者は「今年の研修は良かった。」「お経の練習や身近な仏事について学べて満足。」「帰って家族に学んだことを教えてあげたい。」
と語った。