2015年8月25日
大分 九州教区僧風林
【大分】宗務所(掛橋泰定所長)は8月25~27日まで九州教区僧風林を日田市妙榮寺で開催した。林生(参加者)は福岡県・大分県から10人が集まり、開林式は13時から行われる予定であったが、台風15号が接近の為、17時に変更し無事に開催された。
僧風林とは、小学三年生から中学三年生の寺院の子供を対象とした、僧侶になる為の心得を学ぶ場所であり、お経練習・法要所作・写経やお釈迦様・日蓮聖人・法華経の講義など大分県の僧侶が先生として子供たちに教えられる。2日目の夜には、身延山奥之院思親閣で行われている日蓮聖人御母妙蓮尊尼第750遠忌報恩浄行である『母への手紙』を林生が母親に対して感謝をこめて書き、それを思親閣に奉納する事になっている。
閉林式では、林生が導師など色々な役に就き林生だけで一座の法要が執り行われた。師匠、父兄も見にきており、心配そうに見守りながら無事に閉林式の法要が終える事が出来た。
林長をつとめた所長は祝辞で「これだけ立派は法要を見た事がない」と喜びを林生に伝えていた。林生も緊張感から解き放され喜びの笑顔になっていた。
閉林式後、林生に3日間の感想聞くと「色んな友達と勉強が出来て良かった。3日間、大変だったけど友達も出来て楽しかった」と笑顔で帰宅していった