2015年6月28日
岩手 檀信徒協議会総会
【岩手】日蓮宗岩手県檀信徒協議会(菊池岩男会長)は、生憎の天気の中、6月28日に山田町瑞然寺(佐々木瑞英住職)において、平成27年度日蓮宗岩手県檀信徒協議会の総会を檀信徒75名教師15名計90名の参加で開催した。
総会に先立ち、東日本大震災慰霊法要を日蓮宗岩手県宗務所長阿部是秀僧正導師の元、瑞然寺七面堂において執り行い、参加者全員で鎮魂の祈りをささげた。法要後阿部所長より総会開催のお祝いの言葉と御降誕800年に向けた檀信徒への更なる協力のお願をいただきました。
昼食をはさみ、信行会を行い、瑞然寺住職佐々木瑞英僧正より、「心の時代」と題した講演をいただき、檀信徒の更なる結束・寺門興隆に尽くしてほしいと締めくくった。
2人目の講師に岩崎昭子氏(釜石市宝来館女将)が「海にもどった私たち」と題した講演をいただいた。お話しの中で岩崎女将は、「震災後、宿の仕事はいったい何なのか・・・と再確認させられた。」「宿の建物にも魂がやどっている。」などのお話しをし、最後に「生まれ育った町でまた宿を再興させ、頑張っていきたい。」と強く復興を願うお気持ちを表し締めくくった。会場からは大きな拍手が沸いた。