2014年9月28日
秋田県伝道大会開く
【秋田】日蓮宗秋田県宗務所(大森宣昌所長)主催の伝道大会が9月28日、秋田県大仙市協和 市民センター「和ピア」で行われた。今大会は本年で44回目を数え、「お題目で高め合い、未来へ合掌」のテーマの下、僧侶檀信徒約200名が参加した。第一部では、初めに修法師会(阿部龍翔会長)による臨滅度時大曼荼羅御本尊開眼入魂式が行われ、引き続き寺庭婦人会による合唱、立正平和祈願音楽大法要が厳修された。法要では導師である大森所長から、東日本大震災並びに広島土砂災害物故者の回向も読み上げられた。又、昼食時には社教会(石川是仁会長)によるバザー、青年会(藤倉信行会長)によるコーヒーサービスも行われ、バザーの売上金は盲導犬贈呈に使用される。
第二部は、柴田寛彦師(秋田県能代市本澄寺住職)による「草木成仏の祈り~すべてのいのちに合掌~」のテーマで、伝道法話が行われ、檀信徒からは「普段感じ得ない物にでも命がある事を改めて認識させられた」という声が聞かれた。
第三部では、地元民謡歌手である藤原美幸さんを招いて清興が催され、檀信徒の中には、手拍子を打つ姿もあり盛り上がりを見せた。全日程終了後、参加者からは「これだけ大勢の僧侶からご祈祷、読経をして頂く機会は他にはない。また来年是非参加したい」と話した。