全国の通信記事
2014年1月27日号
寺檀ともに唱題行脚
【大阪豊能】身延山檀信徒研修道場修了者で組織されている豊能立正身延会(稲葉郁雄会長)では、1月27日能勢町妙華寺(岡宗潤住職)において研修会並びに総会を開催し、管内教師出仕のもとに会員四十三名が参加した。
午前10時開式、法味言上のあと森慶典宗務所長が挨拶。続いて難波見真師(池田市本養寺修徒)による『法華経美術の起源』と題する講義を聴聞。
午後からは、豊能日青会(高橋大光会長)主催の寒行に参加。会場から同町吉野地区にある薬師堂まで、寒風の道のりを唱題行脚。行脚に参加出来ない会員は本堂にて唱題行に励んだ。
このあと総会に移り、事業報告及び会計報告が行われた。最後は親睦会で更なる寺檀の和融を願い、閉会した。
2014年1月26日号
法華経寺で文化財防火訓練
【千葉北】1月24日、法華経寺(新井日湛貫首)で防火訓練があった。この訓練は1949年1月26日、奈良県法隆寺金堂の国宝壁画が焼損したのを機に制定された文化財防火デーを教訓に市川市消防局や市川市と共に実施している。午前10時の訓練開始と共に祖師堂より火災が発生したという想定で119番通報後に避難者の救護や宝物の移動など同寺僧侶を初めとした参加者が手際よく行った。法華経寺職員や近隣住民で組織される自衛消防隊も訓練に参加し真剣な表情で取り組んでいた。避難後には消防車やポンプ車などが一斉放水を行い祖師堂に向け水が弧を描き見学者より歓声が上がった。訓練終了後新井貫首は境内地内で進行中の消防詰所移設工事の進捗状況に触れるとともに、今後も失火には十分注意し宝物護持に努めたいと語った。
研修会で新興宗教の現状を知る
【神奈川3】去る一月二十六日(日)箱根・湯本富士屋ホテルに於いて神奈川県第三部布教師会(上谷泰雅会長)による教師研修会が行われた。
午後二時より始まった研修会では、鎌倉薬王寺御山主・全日本少年育成教会理事長大埜慈誠上人を講師に「カルト的要素を持った日蓮系集団の現状と対応」をテーマに講義がなされた。
講義の中で新興宗教の現状を知ると共に、大埜上人が受けた相談等実際に体験されたお話も拝聴させて頂くこととなった。
質疑応答では多くの質問が飛び交い我々教師のとってこの問題がすぐ近くに潜みいかに重要であるかを再確認させられた。