2013年7月30日
第24回サマースクール
【神奈川3】去る7月30日~31日の2日間、神奈川県第三部(金子元彦所長)では平塚市・妙安寺(守屋宣泰住職)を会場に57名の参加を得て、第24回サマースクール(寺小屋)が開催された。
を教えていきたいと考えております。
今年度は「感謝~生きるためのありがとう~」をテーマに、
本年は「感謝~生きるためのありがとう~」をテーマに、食育に関連した事柄を通じ、動物や植物の命をいただき「生かされていることへの感謝」、「命の大切さ」を。また毎年好評である数珠作りや写経・唱題修行・太鼓練習を行い、お寺ならではの作法や修行体験を通して思いやりの心を育みお互いを敬う大切さを伝えた。
一日目、夏の明るい日差しのもと妙安寺本堂にて、神奈川県第三部宗務所・金子元彦所長を始め管内各会会長を来賓に、守屋宣覚事業部長導師のもと開校式が行われ、サマースクールで過ごす2日間の安全が祈念され、続いて金子所長・守屋宣泰住職より参加の子供たち・保護者への挨拶がされた。
開校式に引き続き、社会教化事業協会・黒澤龍章副会長から、サマースクールでの食事の際皆で唱える食法についての法話がなされ、黒澤上人の明るく楽しい話し方に子供たちは一心法話に聞きいっていた。
法話終了後は昼食。本年のサマースクールでの4回の食事では、食事の始めと終わりに青年会員から食時の作法や食と命、そして感謝をテーマに子供たちにも分かりやすいよう簡単な法話がされ、食事の前には食法を唱え食をいただくことの感謝を伝えた。
食事後の13時、経練習組と数珠作成組に分かれ、お経練習では子供たちの元気な声と、団扇太鼓の法鼓の音が堂内に響き渡りっていた。
お経練習が終わると、子供たちが楽しみにしていたウォークラリーへと移動。真夏の強い日差しにも負けず、子供たちと先生がウォークラリーの問題を手に悪戦苦闘しながらもこの夏の楽しい思い出を一緒に作った。
二日目には朝6時に起床。朝食をいただいた後は皆で会場を受けていただいている妙安寺本堂・境内を、お世話になっている感謝の気持ちを込め丁寧に掃除がされた。
掃除後は写経の時間。子供たちは心を落ち着かせ一心に写経を行い、為書きには将来の夢を願う子や両親への感謝・健康を願う子の姿も見られた。
写経後はオリエンテーションやパン工場見学に行った後に昼食。会場寺院寺族や会員寺庭夫人の協力を得て、約70人分のそうめんとおにぎりが用意され、毎年好評の流しそうめんが行われた。子供たちは流れてくるそうめん、また合間に流れてくるフルーツに大喜び。笑顔が絶えない楽しいひと時となった。
14時30分、この夏の思い出をたくさん作ったサマースクールも、いよいよ閉校式。閉校式には加納祥有青年会長を導師に、管内修法師会(加納信悟会長)各聖に協力をいただき、各々が書いた写経を納めたお守りの開眼修法・大衆法楽が行われ、参加の子供たちの所願成就と身体健全・各家家内安全が祈念された。
修了式最後には、本年のサマースクール二日間をがんばって学び、そして楽しく過ごした子供たち一人ひとりに、加納青年会長から修了書が授与され、第24回サマースクールの幕を閉じた。
参加の子供たちからは、「厳しいこともたくさんあったけど、楽しかったからまた来年も参加する」との声が多数聞かれた。