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2013年7月29日
一人ひとりに仏心が芽生え
【静岡西】
平成二十五年度山静教区僧風林(古田寿厚林長)が七月二十九日~三十一日の二泊三日、身延山信徒研修道場にて行われ、山静教区寺院の子弟十二名が参加した。
僧風林とは僧侶を志す子弟の教育機関であり、子供達は毎日総本山の朝勤に上がり背筋を伸ばし正座をしたり、久遠寺の諸堂参拝。二日目には奥之院への登詣。夜は唱題行、お経や声明の練習を行い、充実した三日間を過ごした。閉林式では子供達だけで役をこなし法要を営み、迎えに来られた保護者の方々は成長した子弟を温かく見守っていた。
古田寿厚林長は閉林式にて参加者の「三日間共に過ごさせて頂き、修行を皆さんよく頑張りました、一人ひとりに仏心が芽生えました。」と話された。静岡中部の貫名英瞬所長は「三日間の成果を自坊へ帰っても行って下さい、お寺を支え、日蓮宗を支える人になって下さい。」と挨拶された。