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2013年7月29日

お坊さんだからできること

【愛知名古屋】
去る平成二十五年七月二九日(月)から七月三一日(水)の二泊三日、名古屋青年会(勅使河原寛祥会長)は『第四一回 青少年と青年僧の集い(テーマ)諦めないでやりとげよう』(参加者四十一名)を、第一会場を東区照遠寺(長谷川鳳道住職)、第二会場を岐阜県関市の法音寺泰山苑にて開催した。生憎の雨模様にも関わらず、子供たちの笑顔と元気な声が響く中、開校式が始まった。今回の集いで校長先生を務める勅使河原会長の話が始まると、緊張した様子で皆真剣に耳を傾けていた。
泰山苑に到着後は入所式、自己紹介レクリエーション、信行と進み、夕食のカレー作りでは上級生が下級生に丁寧に作り方を教える姿も見られ、この頃には子供たちの緊張はほぐれ、協力することの大切さを感じている様子であった。

二日目は今回のメインの信行である「写経」を行った。慣れない正座や作法に初めは戸惑いながらも、徐々に集中力を高めていった子供たちは、諦めることなく課題を全員が書き終える事が出来た。その後、事前に立てた夏休みの目標の達成祈願法要が、会員と子供たち全員で行われ、心を一つにお経とお題目が唱えられた。また夕食後には恒例の花火が行われ、夜空に大きく描かれた一つ一つの花火に子供たちの歓声がこだましていた。

最終日を迎え、清掃と身支度を終えた子供たちは、施設の方に感謝の言葉を述べると岐阜県郡上市にある食品サンプルの工房へと向かった。工房ではスイーツのサンプルストラップを作成し、思い出の品を大切そうに見つめる様子が見られた。そして昼食後、帰路へと向かった一行は、参加者全員で無事閉校式を迎えた。
参加者からは「写経の辛さは忘れ難いが、やり遂げられて良かった」「ここでしか体験できない事があるから、また来年も参加したい」といった声が聴かれた。今後もこの集いの中で「お坊さんだからこそできる事」を継続してもらいたい。

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新年のご挨拶。

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