全国の通信記事
2022年12月14日号
京都1 赤穂義士三百二十年祭
【京都1】 12月14日、京都市左京区本妙寺(橋本一妙住職)義士宝物館において赤穂義士四十七士三百二十年祭の追悼法会が京都義士会主催で行われた。朝から寒波の影響で寒さ厳しい日であったが、お堂に入りきれないくらいの檀信徒や赤穂義士のファンが参拝した。
この宝物館には、特志者より奉納された四十七士の木像が安置され、更には義士の遺品、遺墨が数多く展示され参拝者は法要終了後にも一点ずつ目を凝らし見学していた。
法要後には吉田忠左衛門兼亮、兼亮の子吉田沢右衛門兼貞、兼亮の実弟で母方貝賀新兵衛の家を継いだ貝賀弥左衛門友信の三義士、更には友信の妻おさんの四名が合祀されている墓前にて法味言上し追善供養した。
また、午後には日本琵琶楽協会関西支部による奉納演奏が本堂で行われ、参拝者は聞き入っていた。
2022年12月3日号
京都1 洛陽十二支妙見会・宝剣引継大祭
【京都1】12月3日(土)洛陽十二支妙見会(道入寺住職 風間随成会長)による令和4年度宝剣引継大祭が、会長自坊の「寅の妙見さん」道入寺で行われた。 昨年はコロナ禍の為、檀信徒の参拝は50%の人数で行われたが、今年は例年通り希望者が参拝できる華々しい大祭であった。 本堂前にて水行が行われ、その後の宝剣引継大祭では「寅」の妙見様の道入寺より「卯」の妙見様の霊鑑寺へ宝剣が引き継がれた。式中では寅の妙見様より「今年は寅の妙見様の御威光を卯(う)まくふるってウルトラ(寅)なハピョンーな年になるようにと邁進寅(トラ)イ致しましたが、コロナ禍の寅(トラ)ブル続き、円高不況と猛虎(もうーこ)りごりな一年でした。来年は、ヤクルトの村神様ならぬ卯(ウ)歳の妙見様にはハーレ(野ウサギ)やかな明るい笑顔(ガオー)の絶えない一年にしてください。」と口上され、引き続き卯の妙見様が「道入寺の寅歳の妙見様、この一年大変お疲れ様でした。破邪顕正の宝剣、確かにお預かりいたします。虎(コ)視眈々大きな耳を傾けながら、「ウサギの昼寝」とならぬよう気を引き締めてワールドカップでのドイツ・スペイン撃破した日本(ジャピョン)代表のようにホップ・ステップ・ジャンプとピョンピョン拍子に運(卯ん)気を上げきっと良い年にしタイガーと思います。明年こそ御参拝の皆さんの願いが叶うさぎ!見守っていきたいと思います。」と口上された。 宝剣を引き継がれた霊鑑寺は鹿ヶ谷の妙見さんと呼ばれ、妙見堂は山門入口にあり堂内には不動明王と共に祀られている。
2022年11月17日号
京都1 横川定光院秋季法要
【京都1】10月18日、晴れ渡る晴天の中、日蓮聖人ご遊学の地である横川定光院(滋賀県大津市)で横川定光院護持顕彰会(阪田兼光会長)主催の秋季法要が橋本一妙主管を導師に、日蓮宗宗務院柳下俊明伝道局長、京都八本山の貫首猊下、比叡山より元三大師堂森定慈仁師ご臨席のもと、120名を超える僧侶・檀信徒が参列し行われた。
前回の法要まではコロナ禍で規模を縮小し檀信徒の参拝を見合わせていたが、今回より政府・自治体からの行動制限がない状態になった事もあり檀信徒にも案内しバス2台での登詣団参となった。
法要に先立ち、京都一部三木教正師(蓮久寺副住職)による法話が行われた。
法要では、三年ぶりに堂内が参拝者で埋め尽くされる中、京都府第一部寺庭婦人会並びに華光寺(淺野耀泰住職)和讃部による和讃の奉納がされ久しぶりに横川の地にお題目の大音声が響き渡った。