全国の通信記事
2023年3月8日号
山梨県日蓮宗青年会60周年記念法要
【山梨】3月8日身延山久遠寺大本堂において当会60周年記念法要が実施された。本年度は60周年の節目の年であり、昨年より身延山開創750年に当たり日蓮聖人の甲斐国巡教地を巡り、のべ11日間かけて200㎞以上の行脚を行った。今回の法要では60年を迎えられたことへの感謝をはじめ行脚を無事に終えた充実感や教化伝導への自信、完遂した事で得られた会員の連帯感や仲間との喜びの奉告を同会会長の小澤真弘上人が述べた。また身延山久遠寺をはじめ県内賛助寺院、卒業なされた先輩上人各聖、道中立ち寄らせて頂いた寺院様、ご支援頂いた多くの方々への感謝を込めて会員20名以上の若手僧侶の読経が身延山に響いた。本来ならば賛助寺院様や卒業された先輩上人にご列席を賜り法要を執り行う予定であったが、感染拡大の観点から会員のみで厳かに営まれた。
2022年12月1日号
山梨 歳末助け合い唱題行脚
【山梨】毎年12月1日に山梨県日蓮宗青年会は南アルプス市において歳末助け合い唱題行脚を行っている。道中にはコロナ禍でも多くの方が沿道で手を合わせて、一行を待ちながら共にお題目を唱えていた。長久寺を出発して各寺院を巡りながら本堂前にてコロナによって尊い命を失った人々への供養をし「コロナ早期終息」を祈願した。集まりました浄財158,200円は公益財団法人山日YBS厚生文化事業団へ寄付された。
2022年11月7日号
山梨4 甲府市信立寺で法燈継承式
【山梨4】 令和4年11月7日、山梨県甲府市廣教山信立寺に於いて第48世角田義晄上人の法燈継承式がとり行われ、僧侶檀信徒合わせて50名が新住職の門出を祝いに参列した。式では御勇退を決意された師父である角田義晶上人より払子が手渡され、先師たちから現在まで連綿と続く信立寺の法燈が継承された。信立寺は阿仏坊より11代子孫である遠藤掃部介が武田信虎公に法華の信仰を薦めるも、聞き入れてもらえず自害し、信虎公はこれを顧みて100日間の法華信仰を行い、一寺を建立した事が縁起となっている。新住職の義晄上人は挨拶で「法燈を継承する大任を頂き身に余る責任と受け止めております。ここからが本番と気を引き締め、当山の発展を目指し精進して参ります。」と法燈継承の重責の思いと寺門興隆の誓いを語った。