全国の通信記事
2020年11月29日号
千葉西・君津市蓮久寺で「オンライン寺フェス」
【千葉西】君津市蓮久寺(江口隆晶住職)にて十一月二十九日(日)十九時より「オンライン寺フェス」が開催された。
過去の寺フェスで出演した地元の学校やアーティスト、有志団体の他、身延山高校の雅楽部と手話部も動画で出演した。
イベントの結びに、社教会(江口隆晶会長)の役員三名が出仕して「新型コロナ収束の祈り」と題し、プロジェクションマッピングを使用した法要を行った。
エンディングでは、以前の寺フェスにも出演した川名湛忍師(富士川町善国寺住職)が作詞作曲した「いのちに合掌」を流し、今回の寺フェスのテーマである「繋がり、縁の大切さ」を視聴者に伝えた。
オンライン寺フェスで「寺フェス限定御朱印」を出していて、その御朱印代を日本ユニセフ協会の「新型コロナウイルス緊急募金」に寄託し、オンラインで募金活動を行った。全国各地から限定御朱印の申し込みがあり、募金総額は三万七千五百円だった。
2020年11月21日号
千葉西・修法師会で七面山登詣
【千葉西】修法師会(会長畠山義浄 茂原市 實相寺住職)は11月21日(土)~22日(日)の1泊2日で七面山登詣を行い、教師・檀信徒合わせて14名が参加した。修法師会では毎年、会員寺院を中心に「法運隆昌読誦会」を開催していたが、この度のコロナ禍の影響で開催できていなかった。そこで今年度の読誦会は、七面山登詣を通して「会員各々の参篭修行」をテーマに、現地集合での開催に踏み切った。午前11時、雄滝にて畠山会長をはじめ、修法師会員5名が水行を行い、見学した参加者も顔と手を清めて12時に奥之院へ向けて登詣を開始した。檀信徒や家族と登る会員、太鼓を叩いて唱題しながら登る会員、それぞれの思いと方法で、休憩を挟みながら約5時間掛けて登頂した。
翌朝は富士山の裾から昇る見事な御来光を遥拝し、唱題をしながら空全体が明るくなっていく様子を体験する事ができた。朝食後の8時に下山を開始し、11時半に麓の増田屋旅館にて休憩と昼食をとった。午後12時に身延山へ向けて出発し、御廟所をお参りして解散となった。
2020年11月16日号
千葉東 法儀声明の基礎「坐作進退と鏧磬調節」
【千葉東】2020年11月16日研修会(千葉県東部声明師会・青年会共催)
大網白里市 本國寺に於いて、法儀声明の基礎「坐作進退と鏧磬調節」の講義及び実習「椅子席での法要所作、声明・知堂の所作など」会員研修会が開かれた。千葉県東部声明師会(土屋賢史会長)と千葉県東部青年会(小島知新会長)の共催で全国声明師会連合会講師の八街市 実相院住職 蓮見高純上人を講師に招いて行なわれた。コロナウイルス肺炎感染拡大の中、十名の僧侶が参加した。
法要は仏祖三宝への帰依からの信仰が第一義で、檀信徒教化は付随的であると、宗定法要式を開いて再認識するよう講義された。
実習では、来年の宗祖降誕800年をひかえ、宗祖降誕会の差定に基づいて、椅子席での法要所作や声明の指導を仰いだ。有意義な時間であったとの参加僧侶の声が聞かれた。