全国の通信記事
2019年10月9日号
熊本 菊池恵楓園物故者慰霊法
【熊本】熊本県合志市菊池恵柳園内やすらぎ総合会館にて10月9日に菊池恵楓園物故者慰霊法要が営まれた。濵田義正熊本県宗務所長を導師に式衆に宗務所職員6名で法要が行われた。また参列者として宗務院より伝道部櫻井義久伝道推進課長が参列し、菊池恵楓園入圓者並びに職員が参拝された。
菊池恵楓園物故者法要の後、桜井義久伝道推進課長より「10年前にこちらにお参りに来る機会がございましたが、都合によりかないませんでした。今回機会をいただきやっと皆様とご供養をさせて頂きました。また来年も皆様とご供養できますことを願いましてごあいさつとさせて頂きます。」と挨拶があった。
閉式の後、恵楓園敷地内にある納骨堂に移動し自我偈を一読し供養が行われ、旧火葬場跡、社会交流会館(歴史資料館)を見学された。
菊池恵楓園は明治42年に九州7県のハンセン病療養所として現在地に開設された施設であり昭和16年に国立療養所菊池恵楓園と改称された。
現在、昨年から19名お亡くなりになり182名の入圓者が生活しており、納骨堂には約1337体の遺骨が納められている。
2019年10月4日号
熊本 第46回護法大会
【熊本】宗務所(濵田義正所長)主催の第46回護法大会が10月4日、上天草市の松島総合センター「アロマ」であり、管区内の僧侶や檀信徒ら約500人が参加した。
護法大会は県内各組寺を持ち回りで開催され、今回の運営は天草地区組寺会が担当した。
大会は、寺庭婦人会による法華和讃・コーラスで始まり、山口義人・布教師会長が法話。引き続き濵田所長を導師に御会式法要が厳修され、令和3年に降誕800年を迎える日蓮聖人に報恩・感謝の祈りを捧げた。
また、法要後には高座説教があり宮鹿沖布教師会長で宮崎県都農町龍雲寺住職の吉田憲由師が「親子をつなぐお題目」と題して語り、参加者は吉田師の話を熱心に聞き入った。
2019年8月27日号
熊本・社教会が益城町で交流会
【熊本】社会教化事業協会は8月27日、平成28年4月の熊本地震で大きな被害を受けた上益城郡益城町の住民らと交流会を実施した。
益城町の惣領4町内の住民が中心となり毎月1回開いている茶話会の一環として昨年から開いているもので住民など約50人が参加した。
参加者からは先祖供養の在り方などの質問が寄せられ、参加住民の一人は「ご先祖様のありがたさをあらためて感じた。ぜひ、来年もこのような交流会を開いてほしい」と話していた。