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2023年12月13日
熊本 菊池恵楓園物故者慰霊法要
【熊本】令和5年12月13日に熊本県合志市、国立ハンセン病療養所菊池恵柳園内やすらぎ総合会館にて菊池恵楓園物故者慰霊法要が営まれた。濵田義正熊本県宗務所長を導師に式衆に宗務所職員5名で法要が行われた。
法要には県内僧侶若干名と100歳の2名を含む入所者4名並びに施設職員が参加した。
閉式の後、恵楓園敷地内にある納骨堂に移動し自我偈を一読した。
濵田上人は「地元にこの施設があることを忘れず、目を背けてはならない。入所者も私たちの家族であるという気持ちで法要をさせて頂いた。」とインタビューに答えられた。
菊池恵楓園は明治42年に九州7県のハンセン病療養所として現在地に開設された施設であり昭和16年に国立療養所菊池恵楓園と改称された。
現在、135名の入圓者が生活しており、納骨堂には約1367柱の遺骨が納められている。