全国の通信記事
2024年4月12日号
兵庫西 交通安全祈願祭
【兵庫西】4月12日、神崎郡福崎町にある交通安全物故者慰霊塔で、修法師会(花房英俊会長)は、交通安全祈願祭・交通安全物故者慰霊祭を行った。この法要は、毎年、神崎郡町村会、福崎警察署、交通安全協会、各町役場職員関係者と共に開催している行事である。桜舞う晴天の下、約1時間の法要では、僧俗約30名が参加。修法で交通安全を祈り、読経・唱題で物故者の冥福を願った。法要後の挨拶で、山名宗悟町村会会長は、修法師会へ法要の御礼を述べられ「この法要を毎年行うことで、1人でも安全運転を意識する人が増えて欲しい。これからも続けていきたい。」と語った。
2024年3月30日号
山梨2 七面山北参道整備
【山梨2】布教師会は、3月30日、七面山北参道整備の奉仕作業を実施した。七面山では、コロナ禍により参拝者が減少し、北参道を通る人が少なくなったため、落石や落ち葉などが増え参道が歩きづらくなっていた。
管内寺院の多くが七面大明神を勧請し、ご守護していただいていること、また、管内の二ヶ寺が、七面山奥の院の別当を交代で行なっていることから、「三宝給仕、道場荘厳」を実施しようと企画した。
当日は天気に恵まれ、布教師会員有志9名が参加。七面大明神に神恩感謝しながら、参拝者が安全に参拝できるよう、心を込めて、参道の落石や枯れ草、落ち葉等を除去しながら参道を整備した。
2024年3月29日号
佐賀 人権研修会
【佐賀】武雄市円満寺は3月29日、宗務院と佐賀県宗務所共催で差別戒名について研修会を開催し、宗務院より人権推進委員と管内の教師寺庭婦人30名程が参加した。
同寺では浄土宗より授与された差別戒名を改号し、宗務院と行政と一体となって墓石を取りまとめ供養塔を建立し菩提を弔ってきた。
研修に先立ち法要が営まれ、市役所職員や関係者が参列し法味を捧げた。
講師を務めた池永英寛住職は差別墓石について昭和63年より取り組んできた経緯を語たり参加者は熱心に耳を傾けた。
結びに「これまで沢山の方々のご協力のおかげで事業を円成することができた」と感謝の言葉を述べた。
研修後は多数の質問が飛び、有意義な意見交換の場となった。
奇しくも同日は供養塔建立開眼日(平成6年3月29日)より30年の節目に当たり不思議なご縁を感じる1日となった。