小野泰惇師の帰山奉告式
【青森】2月14日、第再行幣束相承を成満した小野泰惇師の帰山奉告式が弘前市法立寺で行われた。式中、秋田堯瑛宗務所長が祝辞で、2月10日の成満会に泰惇師の祖母が「よく頑張った、よく頑張った」と手を合わせて涙ながらに拝んでいたとのエピソードを披露すると、250名以上参列した堂内からはすすり泣く音があちこちから聞こえた。最後に泰惇師は「初行を成満できた時には何事に対しても有り難みを感じたが、年月が経つとともに薄れてしまった。今般、再行を成満することができ、檀信徒皆様の真心の有り難さを感じた。これからこの御恩を返していきたい」と締めくくった。