2019年2月3日
千葉東 多古妙光寺節分会
【千葉東】2月3日に恒例の節分会が多古妙光寺(冨永観瑞住職)に於いて開催された。多古町長・多古町議会議長・小中高の校長・こども園園長・警察・消防・各団体長・各銀行支店長・町会議員・町内事業主・総代・信徒など50名程の年男年女が妙光寺門前より唱題行列し、祖師堂にて近隣寺院の修法師が出仕し節分会追儺法要が営まれた。法要後境内特設舞台にて豆まきが3度に分けて行われた。今年も日蓮宗新聞社の「こぞうくん」と多古町マスコットキャラクター「ふっくらたまこ」も特別参加し、年男年女と共に「豆まき」を行い行事を盛り上げてくれた。境内に集まった大勢の老若男女はたくさんの福豆や福景を拾われ、共に笑顔あふれる時を過ごしていた。住職は、平成最後の節分会では無く、新元号を迎える新しい年という考えをもって特設舞台の形も変えて、振り返ることも大事であるが、皆が同じ方向を向いて進むことが大事であるし、夢を見るには常に前を向いて進まなければならないと話されていた。妙光寺の節分会は地域密着型で、檀信徒からの浄財にて町内商店にて景品を購入し、特設舞台も妙光寺総代世話人が奉仕作業にて作成している。お寺に多くの人が集まり年男年女も参詣者も無邪気に笑顔の時を過ごし喜ぶ姿を見て、総代世話人信行会の裏方をつとめる方々も喜んでいた。形を変えた但行礼拝の姿ではないかと感じた。地域と共に寺は数百年の歴史を刻んできたのである。文化の継承は伝統行事の継承といっても過言ではないし、檀家に限らず地域の人たちに開かれた寺づくりをすることが大事である。