2018年7月10日
大阪豊能 立正身延会移動研修
【大阪豊能】 身延山檀信徒研修道場修了者を中心に組織される豊能立正身延会(那須弘会長)の年に1度の移動研修が、7月10日に行われ、僧侶檀信徒59人が本松寺(釋孝修住職)に参拝した。
法味言上では西日本豪雨災害物故者の追善と被災地早期復興を祈願した。
その後、釋住職から縁起や境内整備の経緯の説明を受けた。
本松寺は、慶長元年(1596年)、秀吉の家臣藤井勝介の寄進で、明石川の西南、船上城下に創立。
元和3年(1617年)将軍秀忠の命で明石城を築城、船上城は廃された。これに伴い町の中心が明石へ移動し、元禄14年(1701年)当寺は現在の地へ移転した。
平成7年、阪神淡路大震災により大きな被害を受けたが、檀信徒の協力を得て平成9年に本堂を改修、平成14年には庫裏の改築を行い現在に至っている。
また境内には宮本武蔵作と伝えられている枯池式枯山水の庭園があり、参加者からは「研修のおかげで、いいものを見せていただくことができた」と感嘆の声があがった
午後は、明石市各所を巡り、名所や特産を堪能し、参加者は家族へのお土産を手に帰途に就いた。