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2017年10月22日
千葉南 千葉教区檀信徒研修道場
【千葉南】日蓮宗千葉教区が主催する檀信徒研修道場が、大本山清澄寺を会場に10月21日から22日にかけて開催され、檀信徒35人が参加した。
本年度のテーマは「信行の実践」。一人でお勤めができるようになることを目標とした実践的なカリキュラムが組まれた。講義を通じて、法華経信仰における信行の意義、開経偈と自我偈の内容について学び、実習としては木鉦や鈴(りん)を用いての読経・唱題を体験。夕食の後には摩尼殿で1時間の唱題行も行われた。
二日目には信育道場での朝勤の後、清澄寺の朝勤に参列し、二宮日敬別当から法話を頂いた。
全課程を修了し迎えた閉講式では、当番管区の荻野泰継宗務所長から檀信徒一人一人に修了証が授与された。
大型台風の接近を受けて大雨に見舞われた今年の道場であったが、大きなトラブルもなく無事閉場した。参加した檀信徒からは、「知らずに読んでいた自我偈の意味がわかって良かった」「真っ暗なお堂での唱題行がとても印象に残った」「教わったことを仏壇の前で実践したい」などの声が聞かれた。