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2017年10月2日
愛知三河 教師研修会「いのちに寄り添う」
【愛知三河】愛知三河宗務所(内藤潮耀所長)は10月2日に、妙恩寺(太田行圓住職)で身延山大学特任准教授である村瀬正光師(大光寺修徒)を講師に招き、「いのちに寄り添う」―終末期医療を通じて―と題し、教師研修会を開催した。管内教師、寺庭婦人合わせて20名が参加した。
村瀬師は医師として終末期医療に携わっており、現場を通して感じたこと、現実に起きたことを話した。後半のワークショップで、病にかかり自分の「死」を感じる臨死体験を通して、「いかに死ぬか」「いかに生きるか」について体験した。
参加者は、「元気な内に、家族と考えなければならないこと、話さなければならないことが沢山あるのだと、改めて実感出来た。お寺に関わる檀信徒にも、お寺側から上手く伝えていけたらと思う。」と語った。