全国の通信記事
2014年12月13日号
兵庫西・檀信徒リーダー研修会
【兵庫西】宗務所(大岩清人所長)は檀信徒リーダー研修会を昨年12月13日、宗務所(宍粟市妙勝寺=大岩所長自坊)で開催し、檀信徒29人が参加した。
会では園田尚弘師(福崎町妙法寺)が「法華経と信仰」、花房英俊師(加古川市法徳寺)が「合掌 法華経に生かされて」、谷口万亀子氏(たつの市常照寺寺庭婦人)が「合掌の心と和讃」をテーマに各1時間の研修を行った。
谷口氏の和讃研修では、参加者が実際に太鼓を叩き、和讃を歌った。最初は戸惑い気味だったが、研修の後半では太鼓と歌が合うようになり、谷口氏は「和讃を各寺院に広めて下さい」と結んだ。初めて和讃を体験する人がほとんどだったが、この研修をきっかけに興味を持ったと話す人が大勢いた。
京都一・洛陽12支妙見宝剣引継法要で毎年恒例のお楽しみ口上
【京都一部】12月13日京都師走の恒例行事、洛陽十二支妙見会(会長:道入寺風間隨成)午から未への宝剣引継法要が午(伏見大手筋の妙見さん)京都市伏見区東大手町 本教寺で約80名の檀信徒と共に盛大に行われた。凍りつくような寒さの中、妙見会各聖による水行から始まった。境内の檀信徒はもとより近隣商店街の通行人も足を止め、水を被る上人に手を合わせ心禅定に見守っていた。11時からの法要では、午の妙見さん本教寺住職佐藤文則師の口上では、ソチ五輪羽生選手や大リーグ田中将大選手のスポーツによる活躍や日本人三氏によるノーベル賞など歴史に残る偉業を讃えながらも、近年の自然災害に心痛めていると述べ、来年の国土安穏を祈念していた。
一方、来る年の未(未の方の妙見さん)法華寺の住職永岡龍明師は、「破邪顕正の宝剣で邪気を払い、質実(ひつじつ)剛健に務め開運をもたらします。」「だめよ、ダメェ~ダメェ~」と今年もダジャレを交え参拝者の笑いを取りながら、来年の運気上昇を強く誓っていた。法要が終わると書院に移動し、昼食をとりながら参加者の懇親を深め最後には福引等で明年の所願満足を祈り解散した。
洛陽十二支妙見は、京都の中心である御所・紫宸殿を中心に十二支の方角に祀られた妙見宮から構成され、年末にその年の干支寺院から次年の干支寺院に宝剣を引継ぎ来る年の開運・厄除けを祈願している。
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事務局 未の妙見 電話075-361-0783
京都市下京区西新屋敷中之町108 法華寺 永岡龍明
谷口真生 京都通信員
十二支妙見宝剣引継大祭口上
[午の妙見様の口上] 今年一年を振り返り、♪ありのまま(ウマ)で~♪「アナ(ウマ)と雪の女王」が大ヒット(ヒィ~ト) ソチ五輪では若手のホープ(ホース)羽生選手が金メ(馬)ダル、大リーグでは田中マー(馬ー)君がフェラーリー(暴れ馬)の如く大暴れ、最近では、クール(ウール)な日本人3氏による青色LEDノーベル物理学賞に嬉しいニュースに胸躍らせていましたが、良いことばかりではありませんでした。御嶽山噴火、台風被害に大雨、大雪等の自然災害が多い年でした。未の妙見様、景気も去ることながら来る年はもっとウマ(上手)くやってください。宜しくお願い致します。
[未の妙見様の口上]
午(うま)歳の妙見様、今年当初は景気もウマ(上手)く回復していましたが、4月の消費税8%増税必定(ひつじょう)と「いい(ヒィヒィ~ン)じゃないの~、だめ(馬)よ~、ダメェ~ダメェ~」、STAP論文改ざんや作曲家ゴーストライター、政治家号泣会見と羊頭狗肉。明年は破邪顕正の宝剣で邪気を払い前途洋々(善途羊々)めいめい(メェメェ~)に必ず開運
もたらします。ご用命(羊メェ~)お待ち申し上げます。質実(ひつじ つ)剛健に務めます。どうぞ宜しくお願い致します。
北海道東部で万灯講習会
【北海道東】東部信徒青年会(有坂勝広前会長)は平成26年12月13日、芽室町実勝寺(内山智伸住職)において、信徒青年交流会並びに万灯講習会を開催した。講師に岡観要師(南部福島町妙蓮寺住職)を迎え、同寺万灯講の蓮光会と西部えりも町大法寺(長坂直道住職)の講中を招き、東部各寺の信徒青年と合わせて約60名が2時間に渡り万灯の意義を学び、練供養を実践した。
岡師は「北海道から一つの万灯講として、いつの日か皆さんと共に池上のお会式万灯練供養に参加できれば」と夢を交えながら終始熱心に講習をした。
また有坂前会長は「信徒青年の育成は次代の寺院護持の上で急務の課題である。この交流会に参加したことをきっかけに、各寺の信徒青年のリーダーとしての自覚を持ち、寺院の活性化に努めて頂きたい」と語った。