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2014年6月29日号
岩手県檀信徒協議会総会を開く
【岩手】6月29日、岩手県奥州市妙法寺(梅澤宣周住職)において、平成26年度日蓮宗岩手県檀信徒協議会総会が行われた。梅雨の時期でもあり雨天の中、約70名の県内檀信徒が集まった。
岩手県宗務所阿部是秀所長(遠野市法華寺住職)導師のもと法味言上、岩手県檀信徒協議会会長菊池岩男会長挨拶の後に総会が行われた。
信行会においては、大島豊扇上人(福島県浄光寺)が講師として来県し、「お題目の意義と家庭信行」と題して講演が行われた。
大島上人の僧侶になるまでの道のり、または檀信徒と家族のような関係を築いた話など、集まった方々は深く頷き、時折涙をふく場面もあった。
「来て良かった。もっとお話しが聞きたかった。」
檀信徒協議会の信行会で行われる講演が楽しみで参加される方もいるようだ。
次回開催は、平成27年に山田町瑞然寺(佐々木瑞英住職)にて行われる。
檀信協で総会研修会
【千葉東】六月二十九日、マルサンセレモニー多古町ホールにおいて、檀信徒協議会(宇野裕会長)の総会と研修会が行われ、檀信徒協議会委員五十六名が参加した。
本年度は宗務所所在地である多古妙光寺(冨永観瑞住職)が本堂屋根替え大改修工事中のため使用出来ないことから、委員の集まりやすさを考えた上で、宗務所近くのセレモニーホールをかりての開催となった。
午後二時より冨永観瑞宗務所長(妙光寺住職)導師のもとホール御宝前にて法味を言上し、参加委員と共にお経・お題目を唱え、またいのりの言葉を唱和し、祈りを捧げた。その後、新川智康宗務副長(法光寺住職)が講師となり「檀信徒協議会の活動を通して」と題した研修会が行われた。プロジェクターにて昨年度の檀信徒協議会活動の記録写真を映しながら、事業毎の意味やこれからの展望についてを説明した。
午後三時より宇野裕会長が議長となり、檀信徒協議会の総会が行われ、議事が進められた。特に本年度活動計画では活発な意見が交わされ、事業に関する関心の高さがうかがえた。
北海道東・大樹町顕法寺で法灯継承式
【北海道東】大樹町顕法寺で6月29日、第3世鈴木智道師から第4世鈴木智善師への法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒約70人が参列した。
前住職が病気加療中の為、正干与釧路市音別町法華寺住職、高砂寿完師より払子の継承が行われた。
新住職は若干23歳であるが、前住職の智道師と平成19年に遷化した母妙善師の意志を受け継ぎ、檀信徒と共に法華経弘通に邁進することを同寺の御宝前に誓った。
参列した総代長の服部正直氏は、「顕法寺開山以来の先師も今日のこの日を喜んでいる。新住職と檀信徒一同、一丸となって顕法寺の発展に努めて行く。」と檀信徒を代表して祝辞を述べた。