全国の通信記事
2021年11月18日号
福島 訃報・中田本庸師
【福島】中田本庸師(石川町経王寺開山)5月18日遷化。世寿75歳。法号は慈眼院日謙上人。本葬儀は11月18日に同寺で営まれ、多くの僧侶・檀信徒らが参列し増円妙道を祈念した。中田師は昭和48年、同地に妙忍教会を設立、昭和59年に同寺を開山し約50年に渡り当地の檀信徒教化に尽力した。宗内では東北教区長、福島県宗務所長、同顧問等を歴任し、教線拡大・広宣流布に多大な貢献をした。管内では福島県声明師会・同和讃振興会・同青年会を設立し、初代会長として精力的に活動を行うとともに、宗風宣揚に努めた。
法要の導師は福島県宗務所長の氏家輝明僧正(会津若松市久福寺)で、管内の各聖が出座した。畑栄明宗会議員が中川法政宗務総長の弔辞を代読の上、中田上人との思い出を振り返り、その大きな功績を称えた。
福島 石川町・経王寺で入寺式
【福島】令和3年11月18日、穏やかな晴天の下、石川町・経王寺において第8世中田憲孝師への法灯継承式が行われ、僧侶・檀信徒約30名が参列した。
法要では、干与人田口恵悠師(いわき市善行院)より払子が授与され、新住職は仏祖三宝の御前にて力強く奉告文を読み上げた。
田口師は謝辞で、五月に急逝した前住職中田本庸師に触れ、「皆さんにはどうか若い新住職の力になってあげていただきたい」と申し述べた。
新住職の中田憲孝師は謝辞で「五月からの日々は亡き師父の大きさを改めて痛感するものでした。甚だ若輩者ものではありますが、住職として檀信徒の皆さまのために尽力させていただきますので、これからもさらなる御指導御鞭撻をお願いいたします。」と決意を述べた。
2021年5月22日号
福島 訃報・伊藤耀道師
【福島】伊藤耀道師(福島県会津若松市本山妙國寺第54世)5月22日遷化、世寿85歳。法号は勧修院日耀上人。本葬儀は5月26日、伊藤日寛妙國寺貫首を導師に同市内で営まれた。日耀上人は平成3年から令和2年まで、会津若松市本山妙國寺の貫首として同寺の護持丹精に努め、山門の建立、本堂屋根銅板の葺き替え、檀信徒会館の建設などを行い、寺観を一新させた。また社会教導師として地域に貢献してきた。