全国の通信記事
2024年4月14日号
山梨2・富士川町妙性寺で十三参り開催
【山梨2】4月14日日曜日、富士川町妙性寺に於いて、十三参り並びに大自在観世音菩薩祭が開催された。これは今年十三歳になった子供達を、大人の仲間入りとする行事である。子供達は「書の儀」として色紙に「正」の字を書き、それを虚空蔵菩薩の元に納め、その智慧にあやかった。
午後の大自在観世音菩薩祭では、本堂において法要後、観音像を参拝し、住職から観音菩薩について法話がされた。その後、湯浅洋氏による「インスパイアと私達」と題し講演が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
2024年4月10日号
静岡中・能登半島地震慰霊法要と復興祈願
【静岡中】 山静教区修法師会主催の能登半島地震発生壱百日災害犠牲萬霊位供養と被災地早期復興復旧祈願が4月10日、富士市霊跡本山岩本実相寺(小松日祐貫首)で営まれた。能登半島地震発生より壱百日にあたるこの日、災害犠牲萬霊位供養、並びに復興祈願法要を奉修し、山静教区修法師約60名の出仕と実相寺檀信徒参列の元、慰霊と復興に祈りを捧げた。
法要の中で小松貫首は「私達僧侶はこのような大きな災害が起きないように日々お経を読みますが、自然界の力は我々の力より想像以上に強い。どうしても何かが起きてしまう。一生懸命に起きないように祈っても起きてしまう。しかしながら日蓮大聖人のご加護によりもっと大きかったであろう難が少しでも通じて大難は小難、小難は無難となるよう祈る日々でございます。本日は百日の行を積まれた皆様にこの後も読経御祈願をして頂けることは住職としても大変有難いことです。」と挨拶を述べられた。
続いて山静教区修法師会を代表して、山梨県第1部修法師会、松本学尭会長より日蓮宗宗務院、川久保光隆教務部長へと義援金が委託された。その後、寿量品の転読と御宝前修法が行われ、被災地早期復興復旧祈願が厳修され被災者の心の安穏を祈った。
また引き続き寿量品転読を行い、参列した檀信徒に大衆法楽加持を行った。静岡県中部修法師会、黒﨑政秀会長は挨拶の中で「本日は日蓮大聖人が『立正安国論』をお書きになられた実相寺様をお借りいたしまして、慰霊法要、復興祈願の読経をさせて頂きました。お題目の功徳、計り知れないものがございます。出仕頂いた皆様の法力、気力、経力が能登半島まで届いたと思います。1日も早い復興を祈ります。」と力強く訴えた。
2024年3月30日号
山梨2 七面山北参道整備
【山梨2】布教師会は、3月30日、七面山北参道整備の奉仕作業を実施した。七面山では、コロナ禍により参拝者が減少し、北参道を通る人が少なくなったため、落石や落ち葉などが増え参道が歩きづらくなっていた。
管内寺院の多くが七面大明神を勧請し、ご守護していただいていること、また、管内の二ヶ寺が、七面山奥の院の別当を交代で行なっていることから、「三宝給仕、道場荘厳」を実施しようと企画した。
当日は天気に恵まれ、布教師会員有志9名が参加。七面大明神に神恩感謝しながら、参拝者が安全に参拝できるよう、心を込めて、参道の落石や枯れ草、落ち葉等を除去しながら参道を整備した。