全国の通信記事
2022年6月20日号
鳥取 第45回中四国教区教化研究会議
【鳥取】中四国教区(星合輝章教区長)・現代宗教研究所(赤堀正明所長)共催の「第45回中四国教区教化研究会議」が6月20日米子コンベンションセンターBIGSHIP、21日ANAクラウンプラザホテル米子を会場に開催され総数58名が参加した。
主題は『仏教界における「ジェンダー平等」の必要性と期待される効果を考える』
丹羽宣子氏【(公財)国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター研究員】より『日蓮宗におけるジェンダーギャップの現状「ジェンダー平等」がもたらす新しい教師の姿とは』と題し講演が行われた。講演においてアンケート調査の結果をわかりやすくグラフ等を交え説明を受け、女性教師の現状を知り、「ジェンダー平等」について知る機会、考察する機会を得られたと参加者からの声が聞かれた。その後は4つの分散会が開かれ、活発な議論が交わされた後、全体会議が開かれた。
2020年10月6日号
鳥取 龍宝院日遠(神谷宏壽)上人の葬儀
【鳥取】10月6日、鳥取市芳心寺(神谷宏昭師住職)では、智頭町吉祥寺住職 寺坂淨徹僧正を導師に迎え、芳心寺第34世龍宝院日遠(神谷宏壽)上人の葬儀が執り行われた。10月3日遷化、世寿83歳。日遠上人は昭和54年より29年間に渡り住職を勤め、その間には本堂・位牌堂・境内等の改修を行い、寺観を一新するなど多くの功績を残している。昨今の新型コロナウイルスによる影響が心配されたが、その遺徳により、多くの僧侶檀信徒が参列し別れを惜しんだ。
遺弟の宏昭師は挨拶で先代への感謝を述べ、芳心寺現住職としてさらなる寺門興隆と寺檀和融を誓った。
2020年2月18日号
鳥取 山田紘史師の帰山奉告式
【鳥取】2月18日、鳥取市本浄寺(山田光映住職)に於いて、第初行代表として荒行を成満した山田紘史師の帰山奉告式が行われ、僧侶檀信徒約100名が参列した。
雪の降り積もる天候のなか、成満した4名の行僧と共に唱題行列。紘史師を多くの檀信徒・寺族が出迎え、無事帰山した。帰山後は水行式、また同寺開山以来初となる奉告式が本堂にて始まると、紘史師の鍛え抜かれた読経の声と木剣の音が堂内に響き渡った。
式後の挨拶では、初行代表として決死の覚悟で修行へ臨んだこと、そして檀信徒・寺族の祈りのおかげで無事に成満できた感謝を述べ、今後益々の精進と寺門への報恩を誓った。