全国の通信記事
2019年6月24日号
徳島 第四十三回中四国教区教化研究会議
【徳島】が六月二十四、二十五日、徳島市内で行われ、僧侶約八十人が参加した。
「大切な人やものを失うことによって生まれる、その人なりの自然な反応や感情、プロセスである「グリーフ」。その感情に共感し、支え、行動し、悩みや困難から救う「グリーフサポート」。僧侶ができる「グリーフサポート」を考えてもらいたい。」を研究主題に「いつ、どこで、どのような形で大切な人をなくしても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現」を目指して立ち上げられた一般社団法人リヴオン理事水口陽子師の基調講演「僧侶ができる「グリーフサポート」を考える」を聴講した。その後は4つの分散会が開かれ、活発な議論が交わされた後、全体会議が開かれた。
2019年5月21日号
徳島・四国寺庭婦人会研修会
【徳島】5月21~22日、徳島グランヴィリオホテルで「四国寺庭婦人研修会」が開催され、四国四県の教師、寺庭婦人24人が参加した。
当会は四国各県の寺庭婦人会が持ち回りで準備を行い、年に一度、毎年開催される。
開会式では、大塚教温師(徳島県善学寺住職、徳島県宗務所長)を導師に法味言上、第33区宗会議員である橋田文妙師(高知県要法寺住職)の挨拶をうけた。
講演では、講師に田坂隆興師(愛媛県妙清寺住職・松山刑務所教誨師)をお迎えし「住職として寺族に対して反省していること」と題し、ご自身の実体験を踏まえながらお寺における寺族への感謝を伝え、お寺での役割を再認識する機会となった。また、妙清寺で新たに発足される「護寺会」に触れ、人生の最終段階をいかに生きるかを考える「老活(おいかつ)」を中心に、お寺・住職・寺族・檀信徒が協力できる組織作りを紹介された。
その後、懇親会が開かれ親睦を深め合った。
2018年10月3日号
徳島 中四国教区檀信徒研修道場
【徳島】中四国教区主催の第三十四回檀信徒研修道場が十月三、四日、徳島市内で行われ、三十八人が参加した。
大西秀樹師を講師に迎え、第一講はまずお題目で救われた実体験を話し、なんとなく分かってもらえるようにをコンセプトに「法華経お題目」の講義を行い、第二講は信行の手引きに沿って講義を行った後、檀信徒を六グループに分けグループワークを行い、一人一人がテーマに沿って菩提寺の習慣や身の上話しをして親睦を深めた。
二日目は、檀信徒を二グループに分け寺町の日蓮宗寺院六ヶ寺を巡る予定であったが、悪天候の為それぞれ四ヶ寺を巡った後写経を行った。
第三講は、実体験を踏まえながら「慈悲」について、「不軽菩薩の修行」について講義を行った。質疑応答の後閉講式が行われ、参加した檀信徒から「グループワークが話しやすくて良かった。自分の所でも取り入れたい」や「長年の疑問が解決できて良かった」などの声が聞かれた。