全国の通信記事
2023年6月21日号
福島・檀信徒協議会総会 慰霊地訪れる
【福島】6月21日白河市妙関寺にて福島県檀信徒協議会総会において管区内の檀信徒が集結し研修が催された。
午後の研修では国の史跡に指定される白河小峰城にて史跡を辿り、その本丸において「おとめ桜」の前にて人柱となった藩士和知平左衛門の娘「おとめ」の為、そして戊辰戦争戦没者慰霊為 法要が執り行われた。
福島県宗務所所長(会津若松市久福寺御主)氏家輝明上人により回向がなされ、檀信徒協議会会員の御心を一つにするように御題目による慰霊がなされた。
また その後 東日本大震災において土砂災害に見舞われた跡地を訪れ、いわき市大寳寺御主の小林智英上人による法要が執り行われた。亡くなられた被災者の慰霊のみならず、復興への祈願、白河市の益々の発展を願い厳かに厳修された。
2023年6月13日号
山梨3 檀信徒協議会総会と講習会
【山梨3】檀信徒協議会(金丸忠仁会長)は六月十三日、南アルプス市飯野「桃源文化会館」を会場に研修講演会を行った。
講演会前には、檀信徒協議会総会が執り行われた。
開式にあたり当管区宗務所長岡本正富所長より「山梨県第三部活性のためにお寺の総代として住職と互いに協力し、互いに足りないところを補って、お寺の護持に努めて頂きたい」と挨拶を述べ、総会が開催された。
総会後の講演では、身延山大学教授で東京都法養寺住職木村中一師により、各寺院総代九十三名出席の中、約一時間三十分に亘って講演を行った。
『日蓮聖人のみこころにふれる』と題した講演会で、木村師はご遺文を用いながら日蓮聖人の檀越との寄り添い方について講演いただいた。
講演後参加者は「宗祖の優しさにふれることができてよかった。良い機会になりました。」と語った。
2023年6月11日号
兵庫西 檀信徒協議会総会
【兵庫西】6月11日、宗務所(市川町蓮泉寺安積尚志所長)において、令和5年度兵庫県西部檀信徒協議会総会が行われ、僧侶9名・檀信徒26名、計35名が出席した。
午後1時半より本堂で安積所長を導師に会員物故者追善法要が営まれ、追善の読経・お題目を捧げた。その後総会が行われ、前年度の事業報告・決算報告、並びに今年度の事業計画案・予算案などが審議された。また、今年度は任期満了に伴う役員の改選があり、松本昭仁氏(福崎町妙法寺檀徒)の会長退任と、小林良平氏(姫路市五軒邸法華寺檀徒)の新会長就任が承認された。小林新会長は「当会を発展させてきたお上人、役員の皆様の名を汚さぬよう、頑張って参りたい」と述べた。
総会終了後には、専任布教師の谷口慈晃師(たつの市常照寺修徒)による「自らを灯とせよ~いのちのつながり~」と題した信行研修が行われた。法話ではお釈迦様の教えを自分自身で学んで実践し、自分自身を信じて生きる「自灯明」、そしていのちのつながりの中に自分がいることを自覚することが、管内のテーマである「信仰相続」に繋がるのではないかと語り、参加者は熱心に聞き入った。