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2024年2月11日
大阪三島 高槻市田中寺星祭
【大阪三島】2月11日、田中寺(清水正樹住職)は、星祭を開いた。本年の同行事は能登半島地震の復興をテーマとしており、例年の祈祷会に合わせ、境内では「義援金カレー」の配布が行われた。100人分のカレーを主になって調理したのはセシル・バートン氏というインド系イギリス人であり、「住職の打診を受け、石川県の子どもたちのためにできることをしたいと思った」と語る。
同寺の近隣には外国語教室があり、バートン氏はこの教室の講師。2年前から月に一度の頻度で、妻や生徒と一緒に同寺の唱題修行に通っている。
バートン氏と田中寺役員は、前日から今回の義援金カレーのために準備を重ね、同日も早朝から煮込んだ。特に大変だったのはじゃがいもと玉ねぎの下準備であるという。
カレーは法要を終えた僧俗に配布され、被災地の復興を願う方々からは多くの寄付が寄せられた。
法要にて年中安泰と世界の平和を祈るとともに、早期復興のための協力を募るという、宗教面・社会面の両方からの支援となった。