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2024年2月8日
千葉西 木更津成就寺で針供養会
【千葉西】2月8日「針供養会」が行われた。この行事は大正時代から一〇〇年以上続けられているもので、交通・商業の要所として栄えた木更津の文化としても知られている。
当日は、昭和初期に境内に建立された「針供養塔」前で恒例の法要が行われ、呉服店を営む自営業者をはじめ、和裁、洋裁サークルの先生や生徒が多数参列した。
法要中、参列者は供養塔前に供えられた豆腐やこんにゃくに役割を終えた針を刺し、それぞれの感謝を告げるのが習わしとなっている。
法要前に木村住職は「お世話になった針に感謝を捧げる優しい気持ちを、どうか能登半島地震で被害にあった方々へお届けしましょう。」と語り、参列者と共にお題目を唱え、能登半島地震で犠牲になった方々への追善回向も行われた。