2023年11月11日
山梨3 護法統一信行会
【山梨三】山梨県第三部では、九月十六日南アルプス市福王寺(杉町智元住職)、十月七日同市報恩寺(佐野顗誓住職)、十一月十一日同市妙行寺(矢沢晋正住職)に於いて、宗務所(岡本正富所長)と檀信徒協議会(金丸忠仁会長)の共催により、管内四師会、寺庭婦人会、たちばな和讃会の出仕のもと令和五年度護法統一信行会を開催し、僧侶檀信徒合わせて百五十名が参加した。
統一信行会では初めに、たちばな和讃会の会員十名による和讃奉詠が行われた。会員たちの声と団扇太鼓を打つ音が開催寺院の本堂の中に響き渡り、日頃の練習の成果に参加者たちは聴き入っていた。
つづいて、布教師会会員による法話が行われ、それぞれ自身の今までの人生経験を元に、「いのちに合掌」や信仰の在り方について参加者たちに語りかけた。時折織り交ぜられるユーモアのある語り口に参加者たちは、大きな笑い声をあげながら聴き入っていた。
法話の後には、開催寺院住職を導師に、声明師会、修法師会会員の出仕で法要と唱題行が行われた。参加者全員の読経と唱題の声、そして修法師たちの力強い修法の声が堂内に響き渡り、参加した檀信徒と共に宗祖への報恩と益々の信行増進を誓った。
参加した檀信徒は「数年ぶりに大勢の参加者と一緒にお題目を唱えることができた。この気持ちをしっかりと次の世代にも伝えていきたい」と笑みをこぼした。