2023年11月1日
山梨3 令和五年度 朝粥会
【山梨3】布教師会(柏原啓修会長)主催、寺庭婦人会(丸茂直美会長)共催、宗務所(岡本正富所長)後援の『令和五年度朝粥会』が開催された。
この朝粥会は飽食の時代にあって食の原点を見直そうという目的で行われ、一組は九月十日韮崎市本照寺(坪井俊裕住職)、二組は十月一日南アルプス市和泉妙善寺(西淳伸住職)、三組は十一月五日南アルプス市上市之瀬妙了寺(佐野顗誓住職)を会場に行われた。
参加者は教師・檀信徒合わせて合計百人にもなった。
会は恒例のたちばな和讃会(秋山京子会長)会員出仕による法華和讃奉詠で幕を開け、会場寺院住職導師のもと約二十分の朝勤を行い読経・唱題の声が響き渡った。
法要後の挨拶で一組会場寺院の坪井住職は「コロナ禍で今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないことに気付くことができたと思う。朝粥会が四年ぶりに開催できることもとてもありがたいことだと再確認することができた。開催に向けご尽力いただいた全ての皆さまに感謝する。」と思いを述べるとともに大勢の参加に対し感謝の気持ちを述べた。
終了後、早朝より管内寺庭婦人が心を込めて用意した朝粥が振舞われると、食法を唱え、皆が先程の法話を噛みしめるように食法を唱え、一杯のお粥を大切に頂いた。