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2023年10月26日
茨城 北関東教区檀信徒研修道場
【茨城】10月26日、北関東教区檀信徒研修道場が取手市瑞法光寺(速水壽慶住職)で開催され、僧侶・檀信徒120人が参加した。
参加者はまず法要に臨み、被災地の追悼と復興を祈念。続いてお題目写経と唱題行に取り組んだ。午後には京都市蓮久寺住職の三木大雲師が「信行の大切さ」と題して講演を行った。怪談和尚として知られ、怖い話に法話を織り交ぜた「怪談説法」でテレビやラジオにも出演する三木師。怪談を始めるきっかけになった暴走族の少年たちとの交流、貧しく苦しい時期に一度は神仏を疑ったが、不思議な縁と変化(へんげ)の人に助けられた体験などをユーモラスに語り、神仏は法華経を信仰する人を見守っていると熱弁。参加者からは「話が面白くて時間を忘れて聴き入った」との声が聞かれた。
相田要練宗務所長は閉会の挨拶の中で、「今日の盛り上がりを750遠忌の機運醸成につなげていきたい」と参加者に呼びかけた。