2023年10月12日
岡山 第34回 岡山管区檀信徒研修道場
【岡山】十月十二日(木)岡山県笠岡市妙乗寺(村上寛教住職)に於いて「第三十四回檀信徒研修道場」が開催され、県内檀信徒36名が研鑽を積んだ。
平野信行宗務所長(吉備中央町妙本寺住職)を導師に開講式が行われ「短い時間では御座いますが、どうか皆様の信仰の糧になりますようご精進下さい。」と挨拶された。続いて、村上寛教住職より妙乗寺についての縁起をご説明頂いた後「本日は五種法師の修行を積み、善き功徳をご自宅にお持ち帰り下さい。」と挨拶された。
続いて、江口泰顕師(岡山市一乗寺住職)指導の元、お経練習が行われた。その中で江口師は「日頃から姿勢を正すことにより、自然と善い声が出て、善い修行につながります。」と話し、その後一同姿勢を正し、自我偈をお唱えされた。休憩をはさみ、続いて藤田玄祐布教師会長(岡山市妙勝寺住職)により、「忘己利他(己を忘れ、他を利するは、慈悲の極みなり)」の話を中心とした法話が行われ、「他人の為に尽くすことで、自身も救われる」その分かりやすいお話に、皆真剣に聞き入っていた。
引き続き、本堂から客殿へ場所を移し、岡山立正青年会(平野泰真会長)制作の写経用紙を使用して写経が行われ、千北隆憲師(玉野市大聖寺修徒)より心構え・作法等のお話があり、一同、一字一字丁寧に心を込めて書写した。
最後の閉講式では、再び平野宗務所長導師のもと法要が営まれ、回向では今回参加された檀信徒全員の御芳名が読み上げられた後、参加者全員に修了証が授与され、今回の研修も無事に終了した。