2023年10月12日
山形 教師研修会
【山形】令和5年10月12日、山形県社会教化事業協会(以下、社教会)は令和5年度の教師研修会として、金山町にある「指定障がい福祉事業サービス事業所 かねやまハウス」の利用者支援を目的とした研修会を開催した。内容は利用者の支援・見守り・補助・介助であり、実際に秋田県横手市にある「秋田ふるさと村」という観光施設に利用者、職員と一緒に同行した。参加数は教師8名、利用者13名、職員6名だった。
かねやまハウス職員の方によれば「コロナの影響もあり、事業所の外へ出かける機会が減った。ぜひ利用者の見守りや補助、介助を一緒に行っていただければありがたい。」ということ、そして社教会としても「講義を聞く教師研修ばかりではなく、実際に障がい者支援という形で触れあう機会というのも貴重な研修ではないか」という思いから今回の研修会が実現した。
私自身今回参加してみて思い出した言葉がある。「みんなちがって、みんないい」通っていた小学校に掲げられていた言葉だ。一般に健常者、障がい者と区別はあるものの、それぞれのちがいを補いながら生きていく、そういう社会が理想だと私は思う。
実際に利用者と対面し、感じることはとても大きなものがあった。花谷社教会長は来年度以降も同様の研修会を開催したいと考えているので、ぜひ管内教師の方には多数参加していただければと思う。