2023年9月9日
東京東 夜のお寺で瞑想体験
【東京東】令和5年9月9日夕方、台東区妙音寺で東京東部日青会と全日青伝道委員会が共催する『夜のお寺で瞑想体験』が行われた。
全日青伝道委員会の甲州晶洋委員長は「若い世代が持つスピリチュアルや瞑想への興味をお題目へ繋げたいと考え、若者に馴染みやすい瞑想に唱題行を取り入れた修行体験を企画した」と話す。
同修行体験の開催は3回目、参加者の多くは20代から30代と比較的若く、その大多数を女性が占める。今回も参加者23名中20名が女性だった。
会場となった本堂は、参加者がより集中できるように椅子席とし、雨戸を閉めて真っ暗な堂内の須弥壇に燈明だけを灯した。
瞑想は悩みでも欲望でも、参加者が心に浮かんだ事柄を思い尽くすことから始まる。次に唱題行で心を落ち着かせて、安らいだ心で再び瞑想。自身の思いや考えをポジティブな方向へと進めていく。最後は悩みや苦しみに打ち勝つように、導師が参加者の心願成就を祈願して終了した。
体験後、参加者のアンケートには「ゆっくりできて心が落ち着いた」「向き合ってきたことを考え直すことができた」など、瞑想についての感想の他、「お寺は明るい方へ導いてくれる所という良いイメージを持った」「お坊さんに親近感がわいた」など、お寺に親しみやすさを感じたというコメントも多かった。
また妙音寺ではこの日、写真撮影を通してお寺に親しんでもらうイベント『浴衣Photo寺nic』も合わせて開催され、境内で写真映えするポーズをとって楽しむ人や、浴衣姿で瞑想体験に参加する人も見られた。