2023年6月7日
三重 お寺で弦楽五重奏コンサート
【三重】熊野市 本乗寺(冨田周温住職)において、6月7日「お寺で弦楽五重奏コンサート」が開催され、本乗寺の檀信徒と地元地域の方々の34名が参加した。
この弦楽五重奏コンサートは本乗寺 冨田周温住職の弟である冨田大輔氏と桑名市出身で東京藝術大学准教授である植村太郎氏が企画。
3年前に鈴鹿市の椿大神社で第1回が開催され、今回は7日に本乗寺、8日 尾鷲市妙長寺、9日 桑名市顕本寺の3日間で行われた。
この企画は、地元地域の方に向けてコンサート会場ではないところでの演奏、また若手演奏家の育成をコンセプトとしており、今回は東京藝術大学の学生2名も参加し演奏した。
今回のコンサートではモーツァルト作曲の弦楽五重奏曲一番 変ロ長調 作品一七四 他4曲が演奏され、最後にアンコールとして蛍の光が演奏され、馴染みの曲に参加者からこの日最大の拍手がおくられた。
この日自坊での演奏となった冨田氏は、「地元の方や昔からお世話になっている方々に聴いていただけたことはもちろんであるが、祖母や家族の前で演奏できたことは、自分にとって大事な目的でもあったのでとても有難かった。」と述べられた。