2023年6月3日
山梨4 甲州市法傳寺で入寺式
【山梨4】令和五年六月三日、山梨県甲州市廣門田山法傳寺にて、平野玄陽上人の入寺式が行われた。
式に先立ち玄陽上人が御稚児行列に伴われ本堂に入り、檀信徒・僧侶合わせて約百名が見守る中、第四十三世法燈継承式が行われ払子が授与された。
祝辞では山梨県第四部宗務所長、鈴木康雄師から、玄陽上人の細かな組の取りまとめ等宗門に対する御尽力を讃え、支えとなった奥様の内助の功にも触れる激励の言葉が送られた。
また遠光寺御山主、加賀美慶至上人も「玄陽上人は、聡明で優しく真面目な性格で、書にも精通したお上人様です。檀信徒の皆様も安心して、これからも寺院の発展の為、新住職と共にご協力していけると思います。」と述べた。
謝辞では筆頭総代の三科修さんより74年ぶりの当山入寺式を予定通り実施できた御礼が伝えられ、式の最後に、想いを受け継いだ平野玄陽住職は「自分の信仰の核である妙法蓮華経と日蓮聖人の尊い教えを一人でも多くの方に伝えて行く事が私の使命です。そしてそうすることが歴代のお上人様へのご恩に報いる事だと思っています。ただ、お寺は檀信徒の皆様のお力添えなくしては一歩も前に進むことはできません。どうぞ今後もお力添え賜りますようお願い致します」と、合掌し心よりの感謝を伝えた。
午後は、令和四年十一月三十日に遷化なされた先代第四十二世隆心院日明上人の本葬儀がとり行われた。