2022年10月1日
新潟西 柏崎市本妙寺で純松院日温上人の33回忌法要
【新潟西】十月一日、柏崎市の本妙寺(大橋智憲住職)にて、住職の祖父である先代住職の第三十八世純松院日温上人の三十三回忌法要と祖母純徳院妙温日菊大姉の二十三回忌法要が行われました。
法要は導師に宗門史跡番神堂主管秋山文孝僧正の名代として刈羽妙満寺住職 秋山文裕僧正を迎え、近隣の日蓮宗寺院出仕により厳粛に執り行われ、コロナ下のため出席者は制限されたが寺院・住職の親族・檀信徒合わせて40人あまりが参列した。
導師を務めた秋山文裕僧正は挨拶にて、「日温上人には師父とともに大変おせわになり深い縁を感じている。」と親交の深かった日温上人への報恩の思いを語り、孫である現住職大橋智憲上人のさらなる活躍を祈念した。
また、来賓の東城寺住職齊藤憲一僧正は「宗祖日蓮大聖人は知恩報恩…すなわち”恩を知って恩に報いること”が一番大切なことであると説いている。早世されたお父さんに代わり、お爺さんである日温上人の三十三回忌を孫である智憲上人が立派に努めあげられたことを誠にありがたく感謝したい。」と労いの言葉をかけた。
大橋住職は、謝辞にて7歳から出家し戦中戦後の混迷の時代を息抜き法華経の布教に邁進された純松院日温上人の半生に触れ「見守ってくださっている先師の精神を引き継ぎ本妙寺の護寺に努めたい。」と決意を語った。