2022年6月28日
兵庫北・宗務所主催の京都本山妙覺寺参拝、宗門運動支部研修会
【兵庫北】宗務所は6月28日、宗門運動支部研修会を京都本山妙覺寺で開催した。
コロナ渦ということで乗車定員を半分に絞り観光バス3台を仕立て、僧侶檀信徒合わせて58名が、午前7時に管区を出発。午前11時に妙覺寺に到着後、祖師堂で御開帳。昼食を挟んで午後より同寺本堂にて「今までの800年これからの800年」と題して三木天道師(教法院住職)の講演が行われ、宗門運動支部研修が開催された。
講演は、岸根卓郎京都大学名誉教授の著書『量子論から科学する「見えない心の世界」』の内容から、古代文明発生後世界は800年周期で西洋物質文明(これまでの800年)と東洋精神文明(これからの800)が交互に入れ替わっており、現在は1940年頃から続く入れ替わりの世界的大動乱の時期であり、日蓮聖人が生きておられた鎌倉時代も真にこの大動乱の時代で、鎌倉新仏教といわれる多くの宗派が誕生した。そして、今現在の大動乱の時期を乗り越えるには、日本の仏教が中心となって立ち上がり、法華経の信仰を通して人と自然が共生する世界へと移り変わる必要があると話され、研修会の参加者はメモを取りながら熱心に講演を聴いていた。